Contents
- 1 【リアル体験】はじめての転職活動で失敗せず成功率を高める10のテクニック
- 2 失敗しない成功率を高める転職テクニック10
- 2.1 ①転職先候補となるやりたい仕事、働きたい会社を絞る
- 2.2 ②企業の公式サイトの求人情報をチェックする
- 2.3 ③働きたい会社に知人がいるなら、知人経由で会社の現状を知る
- 2.4 ④知人経由での紹介入社の可能性を探る
- 2.5 ⑤転職サービスに登録して求人情報を見る
- 2.6 ⑥多くの転職エージェントに会う(ただしすぐに企業応募はしない)
- 2.7 ⑦転職エージェントの中でメインで動いてもらうエージェントを2人まで絞る
- 2.8 ⑧働きたい会社、仕事の条件をエージェントに提示する
- 2.9 ⑨ポジションメイクをしてもらうようにお願いする
- 2.10 ⑩オンライン面接1回目で自らお断りする勇気も必要
- 2.11 転職活動におすすめ転職サービス
- 2.12 まとめ
【リアル体験】はじめての転職活動で失敗せず成功率を高める10のテクニック
最近、コロナウィルスの影響もあり転職市場は冷え込んでいるというという話を聞くたびに、それって本当なの?と疑問を感じます。
なぜなら筆者は、今回のコロナウィルスの状況の中でも実際に転職活動をして、転職することができたからです。そして、むしろ通常時よりも良い転職ができました。
いま、多くの人が自宅待機リモートワークをしていますが、リモートワークによって生まれた時間の隙間を狙ってオンラインで転職活動をしちえます。こちらの記事でも現状のリアルな実態について詳しく書いていますので参考にしてみてください。
ZOOMオンライン転職活動がおすすめの理由【自宅待機リモートワークの実態】
とはいえ、転職活動の経験が少ない人にとっては、今回のコロナウィルスによる環境の変化と、オンライン面接に対する適応の両方が求められため、どこから手をつけたらよいかわからなくなってしまう、というのが本音でしょう。
この記事の最後でも、お役に立てる転職情報へのリンクを貼っていますので、それらと合わせて読んでみてください。
まず、今回の記事では、「初めての転職活動で失敗せず転職を成功させるためのテクニック」についてお話して参ります。
これは、コロナの中で転職を決めた筆者が実際に体験した攻略方法を全部書いています。この流れに沿って進めて頂いても構わないのですが、各項目の中で、具体的なテクニックやヒントになりそうなことを書いていますので、その部分だけピックアップして読んで頂いても結構です。
失敗しない成功率を高める転職テクニック10
①転職先候補となるやりたい仕事、働きたい会社を絞る
どんな会社で、どんな仕事をしたいのか?
いま持っている自分のスキルや経験は何で、それが希望する会社や仕事で役に立つのか?
このあたりを事前に整理する必要があります。
ただ「転職したい」「収入が欲しい」「給料をあげたい」という理由は誰でもどこかしら心の中に持っているかもしれません。それ自体は否定しませんが、ここで重要なのは
「どこをターゲットにして転職活動をするのか、あなた自身の戦略を決めよう!」
という点にあります。
世の中には膨大な会社がありますし、一つの会社の中でも様々な職種があります。数が膨大ゆえにターゲットにする企業も多すぎるので、まずは絞るのが重要です。
その際に重要なのはあなた自身が持つ経験、スキル、意思です。
・持っている経験とスキル
・それを生かせる業界、会社、職種
・その結果、働きたい会社や仕事内容
という順番でターゲットを絞っておきましょう。
②企業の公式サイトの求人情報をチェックする
ターゲットとなる企業や職種が決まったら、その企業の公式サイトにある「求人情報」を見てください。
企業の求人情報を見ると次のようなことがわかります。
・どんな事業で人が足りていない、必要としているのか?
・どのレベルの人材が必要としているのか?(スタッフレベル、マネージャーレベル?)
・採用した人に対してどんな事を期待しているのか?(目先の売り上げ?将来への投資?)
1社の公式サイトの求人欄を見てもわからないかもしれませんが、希望する複数社を比較して見ていくと様々な事に気がつくと思います。
・求める求人内容の細かさ
・会社として本気で人材募集しているのか?
・これから注力しようとしている事業内容や会社としての将来性
もし、みなさんがこの時点で、公式サイトに書かれている求人内容に対して共感できるなら、その場で申し込んでも構いません。むしろ、会社側としては転職エージェント経由ではないので「採用コスト」を抑えながら人材採用ができるのでメリットもあるので内心的には喜ばれる場合もあります。
ただし、その一方で公式サイトに書かれている求人情報には以下の3つの特徴があります。
・人員追加目的のスタッフレベルである
・対外的に発表していない機密プロジェクトは掲載できない
・企業自体も気づいていないポジションは掲載されない
つまり、公式サイト経由から入社するほとんどのケースは人員不足による人員追加を目的としています。大きなポジションの求人を掲載しているケースもありますが、採用予算が限られており、まだ知名度も低く採用がうまくまわならいベンチャー企業を除き、多くの企業はスタッフレベルを中心とした求人しか載せません。
よって公式サイト経由で入社すると、入社後はスタート位置が低いところから努力していかなければなりませんので、企業で上にあがっていくには時間がかかります。
もちろん未発表の新規事業に関する求人も掲載しにくいですし、さらに厄介なのは、「企業すら気づいていないその会社に必要なポジションや人材」は公式サイトの求人票には掲載されません。
ここがポイントであり、実は転職エージェントを利用する最大の理由は「企業自体も気づいていないポジションをエージェント提案で作り出し、そこに転職すること」にあるのです。
冒頭で以下の話をしました。
・持っている経験とスキル
・それを生かせる業界、会社、職種
・その結果、働きたい会社や仕事内容
希望する職種やポジションがなければ、諦めるのではなく企業に対してその重要性を提案し作ってもらえばいいのです。転職エージェントについては今回の記事の最後で説明しています。
③働きたい会社に知人がいるなら、知人経由で会社の現状を知る
働きたい会社に知り合いがいるなら、転職したいとかいう意識を伝えずこっそり内情をヒアリングすることもおすすめです。
聞く相手にもよりますが、知り合い経由での情報は公式サイトやネットで掲載されている求人票よりもリアルな情報であり、その企業がいま抱えている課題を把握する方法としておすすめです。
実際に働いている知人がいなければ、行きたい会社に近い業界で働いている人に聞いてもかまいません。ただし、1人だけでなく必ず2、3人以上の人からヒアリングするようにしてください。
1人からの情報では、その人の人物像や考え方でバイアスがかかってしまう可能性があるため、間違った情報で判断してしまう場合があるからです。
④知人経由での紹介入社の可能性を探る
もし、知人がその会社において発言権が強かったり、影響力があるような人なら、知人経由での紹介による入社もおすすめです。
知人経由での紹介入社とはいわゆるコネ入社のようなイメージがありますがメリットとデメリットとして次のようなものがあります。
メリット
・知人の社内影響力と比例して採用確率があがる
正面突破では入りにくいような会社にも入りやすいというメリットがあります。表立って人材募集をしていない会社にも入れる可能性があるというわけです。
デメリット
・知人の社内影響力と比例して採用確率が下がる
紹介してもらう知人の会社内での評価が悪い場合、あなた自身が優秀であっても落ちる場合が高くなります。
・条件交渉(ポジション、給料)がしにくい
知人経由入社の建前上、ポジション、給料交渉はどうしてもしにくくなります。もし知人があなたの元先輩や上司の場合は一方的に給料が設定されてしまう場合もあります。
・知人経由でのコネ入社ゆえに、その人との人間関係に依存してしまう
知人経由で入社すると、知人がその会社にいる限り、またはその会社を辞めても人間関係として依存してしまう傾向があります。つまり「貸しがある状況」を作ってしまうということです。
・入社後の周囲の視線は厳しい
知人経由で入社した人と、正面突破で入社した人は常に社内でも比べられます。よって基本的に入社後の周囲の視線は見た目は穏やかでも内心はそうではない、と覚悟しておきましょう。
個人的には知人経由での転職経験があるのですが、おすすめはできません。理由は2番目と3番目の影響が厳しく、その後のその会社における業務はもちろん、その会社を退職した後も、人間関係に依存してしまうという点です。
昔のように「就職=生涯を共にする職場探し」
というわけではありませんので、まっさらな状態で正面突破で転職することをおすすめします。よって、そういった意味では転職サービス、転職エージェントは活用する価値があります。
⑤転職サービスに登録して求人情報を見る
ようやく、ここで転職サービスに登録してみましょう。
転職サービスはひとつではなく、複数登録するようにしましょう。なぜなら複数登録して、それぞれを比較することで次のようなメリットがあるからです。
・特定の転職サービスにしか求人募集をかけていない会社がある
特定の転職サービスだけに限定して転職活動するのは100%おすすめできません。なぜなら企業側もすべての転職サービスで求人募集をかけているわけではなく、彼らの採用実績を見ながら転職サービスを使い分けているからです。
・多くの転職エージェントと出会うことができる
転職サービスに登録すると様々な転職エージェントから声がかかります。しかし、この転職エージェントも転職サービスによって登録している人がバラバラです。転職サービスAとBの両方に登録しているエージェントもいれば、特定の転職サービスにしか登録していない人もいます。
実は良い転職エージェントといかに出会えるかが、転職活動を成功させるための最大の攻略法です。そのためには、まず数多くの転職サービスに登録して、転職エージェントと出会って、誰にお願いをするか見極めが必要となります。
以前は転職エージェントとの面談も直接面談が必要であり、時間がかかりましたが今はZOOMオンライン面談で全部済んでしまいますので、以前と比べると短時間で多くの転職エージェントに会えます。
・優秀な転職エージェント、無能な転職エージェントを見分ける力が身につく
「転職サービスに登録して初めて声をかけてきた転職エージェントが、無能なエージェントで、転職を希望する会社へ打診を全部お任せした結果、全滅してしまった」
という話は実際にあります(筆者も経験済みです)
なぜ、こんな事が起きてしまうのか、その原因は
「圧倒的に転職エージェントとの出会いが少ない」
「優秀な転職エージェント、無能な転職エージェントを見分ける力を持っていない」
この2点にあります。
複数の転職サービスに登録して、数をこなすことで、このあたりの知識が蓄積されますので、まずは急がず転職サービスに登録して事前準備をしましょう。
おすすめの転職サービス、エージェントについては当記事の最後に書いていますのでそちらを参考にしてください
⑥多くの転職エージェントに会う(ただしすぐに企業応募はしない)
転職サービスに登録したら、できるだけ多くの転職エージェントに会いましょう。
とはいえ、ただ企業からの求人案件を紹介するだけの「作業をするだけの転職エージェント」も多数存在しますので、多くの転職エージェントに会い、見極める力をつけていくのです。
直接会わなくてもZOOM面談、電話面談、メールのやりとりをするだけでも、数をこなすとダメな転職エージェントの傾向がわかってきます。
出会ってからすぐに、企業エントリーを強く勧めてくるエージェントが結構な確率でいますが、エントリーしてはいけません。
今、初めて電話で話をしただけなのにその場で「A社にエントリーしましょう!」と言ってくるエージェントは即時切る候補に入れて問題ないでしょう。
ダメな転職エージェントの事例はこちらの記事でも書いています。
⑦転職エージェントの中でメインで動いてもらうエージェントを2人まで絞る
多くの転職エージェントに出会った結果、その中でお願いいたい、エージェントを2名ほど絞ります。そして、それぞれ下記のように企業が重複しないように役割を決めます。
この2人までの絞り方は次のいずれかで決めて構いません。
・人間性を含めあなた自身がこの転職エージェント経由で転職したいと思える人
なぜならもし転職を成功したら、その後もこのエージェントとは人生の中である程度のお付き合いが発生するからです。もしあなたが次回転職したい!と思った時もきっと、まず最初に相談するであろう相手になるからです。
・本気で寄り添ってくれるエージェント
感覚的には、出会った転職エージェントの8割以上はただ求人票を紹介するだけか、もしくは、多くのエントリーをさせて早く転職させようとするビジネス志向の人ばかりであり、本気であなたの人生ややりたい事に寄り添ってくれるエージェントは少ないと思います。
あなたの能力ややりたいこと人生設計を含めた上で寄り添ってくれるエージェントを選ぶようにしましょう。これは転職エージェントの年齢やキャリアとは比例しないと思います。若い新人エージェントであっても、どこまで真剣に向き合ってくれるか、が重要です。年齢を重ねたベテラン転職エージェントがかならずしも本気で寄り添ってくれるわけではないという事を認識しておいてください。
⑧働きたい会社、仕事の条件をエージェントに提示する
エージェントAさん:C、D、E社
エージェントBさん:F、G、H社
相互に、同時進行している会社は全部オープンにして伝えても構いません。ただし、2名ほどに絞って両方で競わせている感は伝えておきましょう。
なぜなら転職エージェント同士も競わせることで、結果tきによい仕事をしてくれるからです。
結局のところ、その転職エージェントがどこの転職支援会社に属しているのかは全然関係なく、そのエージェントの個人的な能力と情熱やる気に全てがかかっています。
⑨ポジションメイクをしてもらうようにお願いする
企業からの求人票に対してそのままエントリーするのではなく
その求人票をベースにあなたにあった職種、年収、役割などを企業に提案して、あなた向けにカスマイズされた「ポジションメイキング」をしてもらうようにしましょう。
求人票がなくても、優秀な転職エージェントなら、その企業の課題、やりたい事、ビジョンなどから「潜在ニーズ」を探り出し、転職エージェントが企業に対して新しいポジション提案を行う場合があります。
求人票Aと求人票Bがそれぞれ別に存在していたとしても、両方をミックスした求人票Cという新しいポジションメイキングの提案をしてもいいわけです。
求人票を出している企業そのものが、自社の状況を理解しているようでしていないケースも多々あります。
求人票は必ずしも「正解」ではなく、むしろ「間違っていること」を指摘するくらいの姿勢の方が良い転職ができると思います。
⑩オンライン面接1回目で自らお断りする勇気も必要
企業へのエントリーが完了したら、多くのケースで「書類選考」は通過し、面接が設定されます。この時点で「書類選考」が全然通らないケースが多いなら次のような原因が考えられます。
・転職エージェントの選定ミス
優秀な転職エージェントは、書類選考で落ちる可能性もほぼないですし、落ちる可能性があるなら事前に、あなたに厳しい旨を伝えてきます。もし書類に応募者の「弱み」があっても、一切話もせずにお断り、というケースは何かしら問題があります。
・企業が求める人材とあなた自身のスキルとのギャップ
このギャップは事前に優秀な転職エージェントなら解決する部分ですから、実はあまり起こりません。「職務経歴書の書き方」などで改善できる場合もあります。
最近はリアル面接がほぼ実施されておらず、オンライン面接のみとなっているため、面接に対するハードルが非常に下がっています。
面接も数をこなすことで、企業側の力量がわかるようになりますが、重要なのはもし1回目の面接で「違和感」を感じたら、面接終了後に転職エージェント経由でお断りするのもアリです。
「違和感」とは会社の方向性の問題、面接官の人間性の問題、能力的な問題など様々なものがありますが、無理に先に進めない方が結果的に自分にとってプラスになるからです。
わかりやすい例をあげると次のようなケースがあります。
企業A→面接で違和感あり→面接全部通過→内定→入社
企業A→面接で違和感あり→お断り→企業B→面接全部通過→内定→入社
違和感を感じながら企業Aに入社するよりも、それを断った事で出会った企業Bの方が良い条件で働ける可能性があるからです。
しかし、企業Aを断らないと企業Bとの出会いはありません。企業Bと出会うには企業Aに対して断る勇気が必要でした。
転職活動におすすめ転職サービス
今回、初めての転職活動で成功する方法についてご紹介しました。
実際に筆者が使ってみた転職サービスのうち、オンラインだけで完結する転職サービスについてご紹介します。下記以外にも様々なサイトはありますが、
どこに登録しても大差はないですが、下記ならオンライン面談だけで最後まで進められるので、複数登録しておくのがおすすめです。
登録しないと始まりませんので、まずは登録しておきましょう(登録は5分くらいで済みます)
最後に筆者がいままで使ってきて満足できた転職サービスをご紹介します。
総合型の転職エージェントサービスです。営業職、宣伝、マーケティング、PRなど非クリエイター系、非技術系を目指す人にはおすすめです。 同じマイナビでも、こちらは技術者系、クリエイター系に特化しています。 深田恭子さんのTVCMでもお馴染みの大手転職サービスです。国内最大級の転職案件を持っており、dodaの専門スタッフがサポートしてくれます。他にはない非公開求人も充実しています。 プログラマー、エンジニア、デザイナー、グラフィッカーなど既に手に職を持っている人ならレバテックキャリアにエントリーした方が転職活動としては早いです。手に職がある人は必須で登録しておくべきサービスです いろいろなエージェントがありますが、私の場合、JAC経由での面接はすべてZOOM経由で自宅オンラインでした。オンライン面接で最後まで進行できる案件が多かったのでオンライン就職活動にはおすすめです。 ほぼ大手企業の求職案件をカバーしていますし、JAC独占の募集案件もあります。 |
まとめ
今回まとめた10個のヒントは、いずれも筆者がこのコロナウィルスの中で実際の転職活動をして感じたリアルな内容ばかりです。
そして、いま振り返ってみると、最初からこのような情報があれば大きな回り道はせず、もっと効率的な転職活動ができた、とも思います。
ぜひこれから転職活動を考えている人にとっては、少しでも時間の節約をしながら、良い転職ができるように、この記事がお役に立てると幸いです。