[更新日:2020年2月6日]
【使用レポート】ブレーキダスト汚れに効くおすすめホイールクリーナー
車好きなら愛車を常にピカピカの状態で維持したいものです。
しかし、常に洗車を心がけていても、すぐに汚れてしまうのがアルミホイールのブレーキダストではないでしょうか?
特に外車に乗っている方はブレーキダストによるアルミホイールの汚れに悩まされている方が多いと思います。
国産車ではあまり気にしなかったのですが、外車ってブレーキダストが本当にこびり付きやすくて、さらに落ちにくいのです。
ちょっと100キロくらいの距離を走っただけで真っ黒になってしまうので、外車を購入予定の人は覚悟が必要です。
そこで様々なホイールクリーナーを実際に使ってみた筆者がたどり着いた、現時点でおすすめのホイールクリーナー「ソナックス」をご紹介します。
ぜひ、愛車をピカピカに維持するための参考になれば幸いです。
外車のアルミホイールがブレーキダストで汚れやすい理由
洗ってもすぐに真っ黒になってしまうのがアルミホイールのブレーキダスト汚れ。国産車ではそれほど汚れる印象がないのですが、特にヨーロッパ車のブレーキダストの汚れは半端ないです。
なぜ、こんなにアルミホイールが短時間で汚れるのか、初めて外車を購入した人はビックリしてしまうのですが、実はこれには理由があります。
日本国内に比べ、海外では高速走行をする事が多く、それらを想定したブレーキパッド、ブレーキローター設計になっているからです。
車を減速して停車させるには、ブレーキローターにブレーキパッドを当てて摩擦で減速させるのですが、高速走行からの減速に耐えられるように国産車のパッド、ローターに比べると外車はハイスペックな物が使用されています。
ゆえにパッドとローターのカスが大量に出てホイールを汚してしまうのです。やっかいなのが高速走行をしなくても、外車は街乗り走行でもすぐにホイールが汚れてしまうのです。
狭くて渋滞が多い日本の道路だと、そもそもスピードが出せないので、外車に標準装備されているブレーキパッドはオーバースペックなのです。
でも外車って車検に出すと「交換するパーツ」がメーカーから決められていたりします。日本車のように代用パーツが豊富でないため、再び、ホイールが汚れやすい海外製の純正ブレーキローターを選ぶことになります。
つまり外車を選んだ時点で今回の悩みは永遠につきまとうことになります。
ちなみに国産車でもスポーツ仕様のブレーキパッドやローターを使えば汚れは出やすくなります。
頑固な汚れにおすすめホイールクリーナー「ソナックス」
SONAX(ソナックス) ホイールクリーナー エクストリーム ホイールクリーナー 230200
そこでホイールクリーナーの出番なのですが、様々なクリーナーを試してみた結果、行き着いたのがこちら「ソナックス」のホイールクリーナーです。
ホイールクリーナーといえば
・化学薬品の匂いがひどい
・思ったほど綺麗に落ちない。
といったクリーナーもある中で、ソナックスのクリーナーは頭2つ飛び抜けた効果を実感できました。
※ちなみにソナックスはドイツのケミカルメーカーであり、BMW、メルセデスベンツなどにも純正採用されています。
実際にソナックスのホイールクリーナーを使ってみた
ソナックスは他社メーカーのホイールクリーナーに比べると若干値段が高いのですが、ホイールクリーナーにそこまでコストをかけて良いものか、そんなに違いがあるのか判断はつかないもの。
なので、最初は安い商品から手探りで試していくわけですが、ソナックスは価格に見合った効果を発揮してくれました。(最初から買っておけばよかった・・・)
液剤を振掛けると汚れの部分が科学反応によって紫色に変化します。
他社のホイールクリーナーも同じように紫色に変化するものがありますが、ソナックスはその後、1-2分経過してから水をかけるだけで綺麗になるのが特徴。
スプレー部分はダイヤル解除式になっているので間違って発射しにくいようになっているのも良いですね。
アルミホイールにおすすめスポンジ
カーメイト 洗車用品 ホイールクリーナー スポンジハンマーヘッド パープルマジック C75
クリーナーといっしょに購入をおすすめしたいのは、スポンジブラシです。
こちらは先端が「ハンマー形状」になっていますので、写真の通りホイールの底面にフィットしますので、クリーニングが凄く楽になります。
もちろん、ホイールブラシでゴシゴシしなくても結構落ちているのですが、さらにブラッシングすれば、かなりの汚れを落とす事ができます。
ハンマーヘッド形状のスポンジだと届かない部分があるので、同じカーメイトから発売している小さい、こちらのスポンジがあるとさらに楽に汚れを落とせます。
値段も安いのでまとめて購入おすすめです。
ソナックスのホイールクリーナーのデメリットは?
他社のホイールクリーナーに比べると価格が若干高めの設定なのと、液剤の発射時にそこそこ化学薬品の匂いがしますので、この2点はデメリットとしてあげられます。
とはいえ、ホイールクリーナーの中ではかなりオススメの商品で、今まで使ってきた中では、100%満足とまでいかないけどベストな選択ですね。
同じメーカーからホイールコーティングスプレーも出ています。こちらは、ちょっと値段が高めで、クリーナー2本分します。
でも効果はそこそこありますので、1度やってくと次回のクリーニングが楽になるというメリットはあります。
まとめ
外車は維持費がかかる!と言われますが、今回のホイールダストのように、頑固な汚れを落とすために、そこそこの価格設定のクリーナーも必要という事も一因かもしれません。
しかし、ブレーキダストの汚れが酷いという事はブレーキパッドとブレーキローターの磨耗も国産車と比較すると「激しい」という事でもあるので、パーツ部分の消耗=交換頻度も国産車に比べると多くなってしまうという事の裏返しでもあるわけですね。