【失敗しない転職活動】転職エージェント・転職サービスは複数登録がおすすめ
現在、筆者は転職活動をしていますが、実際に転職活動をしてみて最近気づいたことがあります。それは
エントリーする転職エージェントによって書類選考の突破率が全然違うということです。
提出書類やエントリーしている会社のレベル感は同じでも、なぜ仲介する転職エージェントによって、書類選考の突破率が違いすぎるのか、その理由をお話したいと思います。
書類選考が通らず悩んでいる方がいるならば
それってあなたの問題ではなく、あなたがお願いしている「転職エージェント」に原因があるかもしれません。
実際に転職活動をした実体験をもとにお話しますので、参考にしていただけると幸いです。
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私の転職活動体験談
実際に転職サービスに登録して、転職エージェント経由で転職活動をしていますが、現状をまとめると次のような状態です。
実際に会ってみた転職エージェント数:6社
そのうち実際に使ったエージェント数:4社
ちなみにエントリー向けの履歴書、職務経歴書の資料は全て同じです。
転職エージェントA社:
書類選考なんて楽勝ですよ!オススメの企業3社に応募しましょう
→全部書類選考落ち、面接すら進めず
転職エージェントB社:
あなたのキャリアからはここがおすすめですよ
→全部、書類選考通過、1次面接から役員クラスの面談開始
もちろんエントリーした企業は重複していませんし、レベル的にも大きな違いはなく、むしろ転職エージェントB社の方が一般的にはレベルの高い会社だったりします。
ちなみに同じエージェントの中でも異なる担当者経由でエントリーしましたが、
エージェントCさん:すべて書類選考突破
エージェントDさん:すべて書類選考落選
という状況でした。
書類は同じなのに、なぜ、こんな違いが出てくるのか?
いろいろな転職エージェントに出会って、その原因がわかってきたのです。
「転職エージェントに原因があるのではないだろうか?」
ということを。
なぜ転職エージェントで書類選考の突破率が違うの?
なぜ、転職エージェントでこれほどの「書類選考」の突破率に差がでるのか?
転職エージェントに質問したり、実際にエージェントとのやりとりを踏まえて、4つの原因がありそうだということがわかってきました。
①そもそも企業側に提案していないケース
転職エージェント側も、膨大なな転職希望者を扱っている事もあり、
「では、X社にエントリーしますね」
といいながらもエントリーをし忘れている場合もあります。(まぁ、酷い話ですが)
また、意図的にエントリーしない場合もあります。
この意図的にエントリーしない理由は正確な理由はわからないのですが、何かしらの「意図」が働いていると思われます。(他に通したい候補者がいるとか、候補者である私のことをちゃんと理解していないとかですね。これも酷い話ですが)
実際に酷いエージェントになるとエントリーをしたものの、一切連絡がなく、こちらから再度結果確認をするまで「放置」したままのエージェントもいました。
結果的に「今回は3社とも縁がありあせんでした。理由はXXXXでした」と回答はありますが、それを他のエージェントに話をすると「それはおかしい、あなたのこれまでのキャリアを踏まえると書類選考の通過すらないのはありえないでしょう」という事だったりします。
冗談のように聞こえるかもしれませんが、そんな事は普通にあるのです。
実際のところ、その3社にエントリーしたのか、それともエージェントがサボっていてエントリーしていないのか確認する方法はありません。いずれにしても、その3社には直近で再度エントリーができなくなります。
もし、この3社があなたの第一希望の会社だったら非常に悲しい話ですし、企業側から見ても酷い話だったりします。
②企業側にあなたの魅力を適切に提案していないケース
転職エージェントとは、あなたの代理人であり、あなたの魅力を適切に企業側に売り込むことで「お金」をもらっています。でも、中にはただ候補者を紹介するだけで、打席数を稼いで結果を残そうというエージェントもいます。
よって、転職エージェントに出会ったその日にかなりしつこく、企業をおすすめしてきたりします。
転職エージェントと出会う時は次の3つのケースに分類できます。
・直接会う
・オンライン会議で話す
・電話で話す
例えば、たった30分の電話であなたの魅力を理解して、適切な提案ができるエージェントもいるでしょうか?
中にはそれができるエージェントもいるかもしれませんが、ただ打席数を稼ぐだけのエージェントにお任せしてしまうと、あなたの魅力が適切に企業側に伝わらず、書類選考で落ちてしまうケースも多いのです。
それを回避するためには「職務経歴書」を企業側に投げっぱなしで渡されても、あなたの魅力が圧倒的に伝わるような「職務経歴書の書き方」を実践することである程度、リスク回避できます。
しかし、そもそも「あなたの魅力」を適切に企業側に提案できない時点でその転職エージェントを使う理由はありません。
③転職エージェントと企業間の信頼関係問題
転職エージェントと企業側の間の信頼関係も、あなたの転職活動に影響します。これはどういうことかというと
企業側からすると
「以前に転職エージェントA社から先日採用した社員Xはあまりよくなかった」
「転職エージェントA社はエージェントとして問題がある、信用ならない」
といった、採用する企業側から見た転職エージェントに対する信頼関係ができていない事に起因します。
そうすると、もしあなたが優秀な人材でも、経由する転職エージェントの問題で、あなたは書類選考すら突破できない場合があるのです。
もし、あなたが企業の採用担当ならば、信頼おける転職エージェントと仕事をしたいはずです。求人者であるあなたがそこを見抜くのは非常に難しいかもしれませんが、そこを見抜かない限り、書類選考突破率はあがらないかもしれません。
④転職エージェントの能力の問題
繰り返しますが、転職エージェントはあなたを企業に売り込む代理人です。
仮にあなたの能力が不足していても、優秀な転職エージェントは、あなたを企業に売り込んできます。
そして「とりあえず会ってください!」と一次面接の機会を勝ち取ってきます。
または、通常の面接ルートではなく、一次面接から役員レベルの人を引き出してこれるかも転職エージェントの営業力です。
この違いは大きく、冒頭でお伝えしたような次のような差を生んでしまうのです。
転職エージェントA社:
書類選考なんて楽勝ですよ!オススメの企業3社に応募しましょう→全部書類選考落ち、面接すら進めず
転職エージェントB社:
全部、書類選考通過、1次面接から役員クラスの面談開始
つまり、あなたの能力以前に、あなたが依頼する「転職エージェントの能力」に、転職活動は大きく影響を受けるということになります。
これを知っているのと、知らないのでは転職活動に大きな影響が出ます。
もし、あなたが書類選考で落ちてばかりならば、それはあなたがお願いしている転職エージェントに問題がある可能性もあるのです。
ならばどうするのか?という話を次のパートでお話しましょう。
転職活動は「優秀な転職エージェント」との出会いが重要
よって、転職活動は、「あなたの代理人として、あなたを企業に売り込んでくる、能力ある人との出会い」が最重要となります。
ならば大手の転職サービスに所属しているエージェントなら大丈夫なのか?優秀なのか
転職エージェントとしてのキャリアと実績があれば優秀なのか
というと一概にはそういうわけではないというのは、今回の転職活動を通じて感じたことでした。
なぜなら、今回の転職活動で
「過去にXXX名の転職を成功させ、表彰を受けました」
という人より
「今年入った新人エージェントです」
の方が書類選考突破率が良かったり、転職中のサポートや連絡頻度がて暑かったりするからです。
「過去にXXX名の転職を成功させ、表彰を受けました」という人は、それだけの打席数で、出した結果かもしれません。よって実は成功打率が低く、その裏で多くの求人者が泣いているかもしれません。こればかりは我々にはわからないのです。
失敗しない転職活動、転職エージェントの使い方
よって失敗しない転職活動、転職エージェントの使い方についてまとめておきましょう。
①いろいろな転職サービスに登録して、いろいろな転職エージェントに出会う
特定の転職サービスだけに登録して、限られた転職エージェントだけにお任せする、というのは「初めての転職活動」では絶対におすすめできませんし、「二度目の転職活動」でもおすすめはしません。
②最初に出会って、いい声をかけてきた転職エージェントに全部お任せしない
転職活動を始めた直後に、転職エージェントから声がかかると「いい気分」になったりするものです。そこで希望する企業を全部お任せしてしまうと、転職エージェントの能力が伴わない場合、「全滅」する場合があります。
③企業エントリーは複数のエージェントに分散させる
本命ではなく、2次、3次候補を企業を複数のエージェントに分散させながら、あなたの第一志望の企業をお任せできるエージェントの見極める、のがおすすめです。
以上、この3つを押さえておくだけでも、転職活動にて大きな失敗を回避することができます。
あれ、なんか違和感あるな、とおもったら撤退も必要です
実際に転職活動をする中で、いろいろな転職エージェントや企業と出会うと思いますが、違和感を感じたら、速やかに撤退するのも重要です。
例えばこんな違和感があげられます。
転職エージェントに対する違和感
・この転職エージェントの仕事の進め方が気になる
・転職させることばかりしか考えていない
・おすすめしてくる企業は他の転職エージェントと同じであり独自性がない
企業に対する違和感
・最近はオンライン面接化が普及していますが面接官が遅刻してくる
・企業の面接が進む中で、企業カルチャーや面接官に違和感を感じる
・面接官を通してわかる専門性、能力に疑問を感じる
・その他、面接内容や態度に対する違和感
こんな違和感を感じたら、有名企業であっても、給与条件が良くても、速やかに撤退をおすすめします。
なぜなら、重要なのは「働き先を探す」のではなく、「あなたが楽しめる場所を探す」ことだからです。「働き先を探す」だけなら、世の中にはいろいろな働き場所があります。
せっかく転職エージェントを介して転職するわけですから、あなたを必要として、あなたにマッチする会社に出会うまで妥協してはいけません。(これ重要です)
1社目で面接もうまく行き、雇用条件も良く大手企業だったけど、なんか気の進まない違和感を感じ辞退した結果、その後、数社と面接した後、もっと良い会社と出会えた、ということもあるのです。
1社目で決めてしまえば、出会えなかった未来がここにあります。
少しでも違和感がある状態で転職しても、その違和感はやがて現実になります。
違和感を感じたら、あなたから速やかに撤退して、別のエージェントや企業を探すのが幸せな転職ができる秘訣です。
とりあえず登録しておくべき転職サービス
これから転職活動を始めるならば、とりあえず登録しておくべき転職サービスをご紹介します。
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まとめ
今回、書類選考の突破率を上げるための転職エージェントの選び方についてお話しました。みなさんの参考になれば幸いです。
ぜひ後悔しない転職を成功させてくださいね。
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