新作「タイムディフェンダーズ」の評価は最高レベル!ニンテンドースイッチ、PS4級のオフライン、ソロでも楽しめるRPG
「タイムディフェンダーズ」というゲームが配信されたのですが皆さんご存知でしょうか?
キングスレイドを開発したVESPAという会社から配信された完全新作のタワーディフェンスゲームなのですが、もうクオリティが半端なさ過ぎて
これから配信される他社のゲームアプリは、このゲームクオリティでスマホゲーム開発されると、「やってらんないよー」
と愚痴をこぼしてしまいたくなるくらいのクオリティなのです。
いや、もうニンテンドースイッチレベルで、オフライン感覚でソロプレイが楽しめるわけです。
ちょっと大袈裟のような話に聞こえるかもしれませんが、これが大袈裟ではないのです。実際に「タイムディフェンダーズ」をプレイしてみましたので、どんなゲームなのか詳しくご紹介します。
フルCGで描かれるストーリーはほぼ家庭用ゲームレベル
「タイムディフェンダーズ」の世界観とか、ストーリーとか、キャラとか、そういう話は今回一切しません。
でも一つ言えることは、このゲームのストーリーモードはゲーム内のキャラモデリングをそのまま使ったCGで描かれており、フルボイスという点です。
これは家庭用ゲームのストーリーモードと遜色ないレベルであり、このCGによるフルボイスのストーリーが永遠と続くわけです。
オープニングムービーだけ豪華で、それ以降は静止画の立ち絵風CGとは違うわけですよ。ストーリーはスキップもできますが、これ観入ってしまうレベルなのです。
しかも、キャラクターのCGモデリングが素晴らしく出来が良いので、どんだけスマホゲームに開発費をかけてるの?とこっちが心配になるくらいです。
あらゆるシーンが全部CGで視点を変えて演出されてストーリーが描かれています。最近の低予算PS4やニンテンドースイッチタイトルでもやらないレベルです。
これが無料のスマホゲームですから、本当に恐ろしい時代になりました。
新作ゲームアプリでも、このレベルを開発できる資金力、開発力があるゲーム会社って本当に少ないと思います。
PVだけはフルCGで、実際のゲームは静止画、CGだけどほぼ動かない立ち絵CG。。。。というゲームも多いので
タイムディフェンダーズのPVはCG動きまくりだったので、「大丈夫か!?」と思ったのですが、いい意味で裏切られました。
ゲームの中でもPVレベルでCGキャラが動きまくりなのです。
舞台は東京、渋谷を中心にストーリーは展開
「タイムディフェンダーズ」の舞台は東京で、渋谷を中心とした世界が描かれているわけですが、イラストで描かれた背景とCGキャラがマッチしていて、この辺りはセンスの良さを感じます。
特に背景の描き込みは素晴らしく、CGキャラと違和感なく融合しているんですよね。この背景を描いた人、結構天才だと思います。
ストーリーはわかりやすいフローチャート付き
「タイムディフェンダーズ」はストーリーを楽しむところに注力して開発されており、ゲーム内ではストーリーのフローチャートも用意されています。
これが非常にわかりやすく、どんだけ丁寧に時間をかけてゲーム開発がされたのか、わかるものになっています。
ゲームはタワーディンフェンスだけど、一般的なものとはちょっと違う
「タイムディフェンダーズ」はゲームジャンルでいうと「タワーディフェンスゲーム」に該当するのですが、我々が一般的に想像しているタワーディフェンスゲームとはちょっと違います。
どこが違うかというと、ロケーションがかなりしっかち作り込まれており、そのシチュエーションで戦っている感がかなり強く感じられるのです。
例えばこちらはコンビニでの戦いなのですが、キャラを配置できる場所が決まっており、その中でどうやって近接、中距離、長距離、ヒーラーなどの役割を持ったキャラを配置して戦うか、が求められるわけです。
ただフィールドが用意されていて
「あとは自由にタワーディフェンスゲームをプレイしてください」
的なゲームも多い中で、この造り込みはかなり違い過ぎます。
キャラクターは11人をバトルに持ち込めるのですが配置できるキャラ数は限られているので、どのキャラを戦略的に配置するか?
という戦略性が求められるわけですが、一度出したキャラも撤収することで他のキャラを出せたりします(撤収したキャラも再度出せます)
敵キャラは左右上下から襲ってくるので、敵の進行に合わせて配置を変更する必要もあって、タワーディフェンスゲームという感覚よりも、
ポジショニング重視のターン制RPGのような感覚で楽しめます。
それにしてもフィールドの描き込みは本当によくできていますよね。
ストーリー進行に合わせたバトルシチュエーションが豊富に用意されている
ゲーム開始直後は同じようなマップを繰り返しプレイさせられるようなゲームも多いのですが、「タイムディフェンダーズ」はこれでもか!!というくらいに新しいマップがストーリー展開に合わせて登場します。
しかもマップごとに戦略性が異なっているので、ただプレイするだけでは勝てない戦略性を求められるため、
ポチポチ周回ゲームになれたスマホゲームユーザーからすると、かなり新鮮で、スマホなのにここまでの「ゲーム」が楽しめることに驚くかもしれません。
だって、このレベルのスマホゲームにはなかなかお目にかかれないからです。
バトルは3ウェーブ制で進んでいく「よくある仕組み」なのですが、一つ一つのWAVEもよく考えられていて、「同じステージの繰り返し」みたいなことがなく、「本物のゲーム」を遊んでいる感覚でプレイできるのです。
戦略性が高い故に覚えることも多いけどチュートリアルが秀逸すぎる
「タイムディフェンダーズ」はポチポチ周回スマホゲームとは違って、本物のゲームなので、その代わりに
「ルール、戦い方、攻略方法」
といったものを覚える必要があります。
どうやったら敵を倒せるか、効率的に勝利できるか、攻略法を学ぶ必要があるのですが、この攻略法をチュートリアルという形でゲームの中で学ぶことができます。
このチュートリアルはよくありがちな
「チュートリアル開始、終了、ルールわかったよね?」
というものではなく
ゲームを進めていく流れの中で自然と学べるように「ゲームの中でシミュレーションテスト」みたいなものが盛り込まれています。
だからゲームを進めることで、少しづつゲームの遊び方を理解することができるという、非常に秀逸なチュートリアルになっています。
「実際にチュートリアル開始だよ!」
というものは存在せず、遊んでいく中で自然に理解できるように作ってあるのは、スマホゲームとしても珍しく、プレイヤーとしてはストレスなく楽しめます。
タイムディフェンダーズの残念なところ
そんなタイムディフェンダーズですが残念な点が2つあります。
ひとつはアプリストアのページに書かれている内容だけではどんなゲームなのかわからないという点。今回、実際にプレイしてみて、初めて「このゲームやべー!!」と思ったわけですが、
アプリストアや公式サイトに書かれている内容と実際にプレイした内容では、
圧倒的に実際にプレイした方が好印象だという点です。
これはちょっと勿体無いなぁと思いました。
もう一つは、このゲーム、とにかくCGでストーリー描きまくり、しゃべりまくり、バトルステージの背景の描き込みしまくり状態の
超リッチなゲームなので、ゲームの初回起動後に3Gバイト程度の追加ダウンロードが必要になります。しかも、この3G程度の追加ダウンロードがかなり時間がかかるのです。
(多分、ゲーム側でダウンロードデータを保管しているサーバーが遅いと思われます)
だからダウンロードに結構な時間がかかり、気が短い人は、ちょっと待ちきれないかもしれません。
でも、ダウンロード時間はそれだけのゲームを遊ぶために必要な準備時間なのです。
だから、心折れず、ダウンロード時間はじっと待ちましょう。
なぜならそれだけの価値があるゲームだからです。
まとめ
新作ゲーム「タイムディフェンダーズ」の魅力についてご紹介しました。
もう、遊ばない意味はないし、1度プレイしておくべきゲームアプリです。
ぜひ、プレイしてみてください。
ゲームのクオリティとお金の掛け方に驚くはずです。
★気になるゲームは見つかりましたか?★
もし見つからなかったらこちらの記事もおすすめです