楽しいキャンプを台無しにする最大の敵は睡眠不足!睡眠に予算をかけよう
こんにちはサイト管理人のユーキです。
最近、キャンプにハマっているのですが、今回は絶対にお金をかけるべき「キャンプにおける睡眠アイテム」についてお話し致します。
キャンプ初心者なら仕方ないのですが
中級者、上級者でも使って意外と軽視しがちな「キャンプにおける睡眠問題」
ちょっとだけの出費で、もっとキャンプが楽しくなります。
寝袋とマットの組み合わせでは寝れなかった理由
筆者も最初はキャンプについて無知なド素人でしたから
周囲でキャンプをやっている人にいろいろ聞きながらキャンプ用グッズを揃えていきました。
睡眠については、ほとんどの人が
マットと寝袋(シュラフ)が必要でいろいろとおすすめグッズを教えてくれたので、その情報を元にグッズを揃えていきました。
そしてマットと寝袋を購入し、いざキャンプデビューしてみたのですが、全く寝れずとても辛い思いをしたのです。
真夏の暑い時期だったのですが、寝袋とマットの組み合わせだけでは
・朝方は地面が冷えて寒かった
・地面の凹凸が気になって寝心地が悪かった
・地面からの虫が気になってしまった
といった点が原因でした。
寝袋とマットもそこそこ厚みがある素材でしたから大丈夫だよなー
と思っていたのですが、実際にキャンプデビューしてみると寝心地の悪さを実感したわけです。
睡眠不足によるキャンプへの悪影響
せっかくの楽しいキャンプですが快適な睡眠がとれず、睡眠不足になってしまうと様々な悪影響があります。
特にキャンプ歴が短い人は結構辛いものがありました。
・寝られないからキャンプが嫌いになってしまう
・寝不足で翌日が辛くなってしまう
・風邪をひいたり、体調が悪くなってしまう
・車やバイクでキャンプに来ている場合は運転に影響する
といった点が挙げられます。
私も初めてのキャンプデビューで寝心地の悪さを経験してしまい、ちょっとだけ、いや、かなりキャンプが嫌になりそうでした。
嫌というよりも、自分には合わないかな・・
といった諦め気分が脳裏をよぎったわけです。
しかし、これは後でわかったことですが
環境の悪いキャンプでも、睡眠グッズにお金をかけることで、自宅と同じ、むしろそれ以上の快適な睡眠を得られます。
私がお金をかけるべきところは、寝袋とマットではなく、それ以外にあったわけです。
コットがあれば自宅のベットと同じ感覚で熟睡できる
夏のキャンプデビューであれば、最初にお金を使うべき睡眠グッズは寝袋とマットではなかったのです。
コットという簡易ベットがあれば、自宅ベットの感覚で熟睡することができます。それに気づいたのは、のちにコットを購入してからの話です。
コットは組み立て式の簡易ベットなのですが、コットには大きなメリットがあります。
「地面から離れているので地面の温度、凹凸、虫などの影響を受けない」
冬は寝袋も必要ですが夏ならコットだけでも快適な睡眠をとることができます。
コットと寝袋の組み合わせなら季節変動にも対応できますので
全シーズンを通して快適な睡眠を確保できるというわけです。
コットの素晴らしさは実際に使ってみないとわからないですし、キャンプといえば寝袋で寝るという概念が強いのですが、一度、コットの快適さを知ってしまうと、コットなしではキャンプはできなくなります。
それほど快適でした。
キャンプでのコット使用はデメリットもあり
そんな快適グッズであるコットですが、デメリットもあります。
むしろ、これらデメリットを理由にコットの購入に踏み出せない人が多いのではないでしょうか?
荷物になる
キャンプ場への移動手段といえば「車」「バイク」「自転車」「公共交通機関」「徒歩」など様々ですが、「車」は荷物が乗せられますが、それ以外の移動手段においては荷物が制限されます。
キャンプには最低限必要なグッズを持っていかなければなりません。
車移動なら問題ないのですが、それ以外の場合はコットは大きな荷物になります。
組み立てが面倒
コット自体は組み立てる必要がありますので、組み立てが面倒というデメリットがあります。
もちろん慣れてしまえば大した時間はかからないのですが、コットの中には力を入れないと組み立てにくいものもあるのです。
男性は問題ないけど、女性だと辛いかもしれません。
値段がそこそこする
キャンプをしていると、いろいろなアイテムやグッズが欲しくなってしまうものです。
結果的に結構な出費になってしまうのですが、いろいろなキャンプ用品の中でもコットは値段が高い部類にあたります。
予算があてられずコットを買えないという人も多いのです。
体が大きい人は寝ずらい
地面に敷く寝袋ならば、どんなに体が大きくて体重が重い人でも地面が支えてくれますよね。
しかしコットの場合は体が大きく体重が重い人はコットからはみ出したり、支えきれないという弱点があります。
このようにコットには様々なデメリットがあります。
しかし、これらデメリットを解決するコットがあるなら、ちょっと検討してみたいと思いませんか?筆者も実際にこれらデメリットが気になったので、これらをクリアしたコットを選びました。
キャンプにおすすめコット3選
デメリットを解消するコットの条件についてまとめると次のようになります。
・コンパクトに収納でき荷物にならない。バイクやリュックに収納できる
・組み立てが簡単。力がそれほど不要で女性でも組み立てられる
・値段は比較的安価
・幅、長さ、重要にも耐えられる
これらをクリアしたコットについてご紹介しましょう。
DOD(ディーオーディー) バッグインベッド
実勢価格:1万円くらい
いろいろ悩んだ結果、筆者が購入したコットはこちらです。
DODのバックにも入るコットです。
対荷重も問題なし、さらにコットの中では軽量の部類にはいる2.6kg
ちょっとしたリュックにもすっぽり入ってしまうほどの大きさです。
バイクキャンプを検討している人でも、写真のようにバイクの荷台に積載することができます。収納時の横幅は51cmになるのですが、多くのコットはさらに横幅が大きいものがほとんどであり、バイクへの積載やリュックに収納することができません。
肝心の寝心地ですが、これが素晴らしくまさに自宅のベットそのものです。
見た目は貧弱そうな印象があるかもしれませんが、椅子としても使えるほどしっかりしています。
また長さは183cm、幅は72cmと体が大きい人でもはみ出すことがなく寝れます。
実際に使ってみた写真はこちらです。
サンシェードだとはみ出してしまうくらいに長いですし、接地面には弾力があって寝心地は抜群でした。
ただし、長年使ってくるとコットの接地面ヘタってくるようですが、コットは基本的に消耗品と考えた方がいいかもしれません。
実勢価格:6000円くらい
DODのコットはまずハズレがないのですが、見た目が同じように見えるこちらのコットは6000円くらいで購入できます。
しかし、先ほどの1万円のコットと比べると様々な弱点があります。
・収納ケースの幅が80cm(1万円コットと比べて30cm大きい)
・耐荷重は100kg(1万円コットと比べて20kg弱い)
・重さは4.6kg(1万円コットと比べて2kg重い)
値段はかなり安いのですが軽量コンパクトさに欠けるという弱点があります。しかし、車キャンプが前提の人なら、かなり安く購入できるので選択肢のひとつとなるでしょう。
Moon Lence アウトドアベッド 折りたたみ キャンプコット
Moon Lence アウトドアベッド 折りたたみ キャンプコット
実勢価格:9000円くらい
DODとの競合になるのはムーンランスの折りたたみコットです。
こちらはなんと、収納時の横幅が38cmと非常にコンパクトで携帯性も抜群。さらに様々なメリットがあります。
・ピローケース(枕)がついてくる
・身長190cmまで対応可能
・対荷重はなんと160kgまで対応
・支える足パーツは5本なので非常に安定している
・おしゃれなデザイン
ピローケースはタオルや服を詰め込むことで簡易枕を作ることができるという優れものです。
DODと比べるとブランド力は落ちますが、かなりの良品なのでこちらも検討しておきましょう。
キャンプ以外でもコットは大活躍
ところで、コットはキャンプ以外でも大活躍してくれます。
・自宅でソファの代わりや、昼間ゴロゴロするためのデイベット使える
・会社で寝泊まりする時に使える
・防災グッズとしても使える
・公園に持ち出してピクニックに使える
キャンプのためだけに購入するのは使いきれないから勿体ない・・
と思っているなら毎日の生活でも活用してみてはいかがでしょうか
季節にあわせてコットと組み合わせたいおすすめマット
THERMAREST(サーマレスト)クローズドセルマットレス
THERMAREST(サーマレスト)クローズドセルマットレス
実勢価格:7000円くらい
オールシーズン使える万能マットです。
値段はそこそこしますが、これひとつあれば全部カバーできます。
・寒いときは銀色のアルミ面を上にして使用
自分の体温がアルミに反射して暖かくなる
・暑いときは地面側にアルミ面を向けて使用
自分の体温が反射せず温度の向上を防いでくれる
コットと組み合わせれば快適な睡眠を確保することができるでしょう。
Mozambique(モザンビーク) キャンプ マット
実勢価格:5000円くらい
サーマレストより安く、サーマレストに近い効果を発揮してくれるマットです。
サーマレストでは1000円で別売りのカバーもついてくるのでコスパが高くなっています。
ブランド力と、やや寝心地はサーマレスト
耐久性コスパはモザンピーク
といった感じですね。
まとめ
今回、キャンプにおすすめなコットについてご紹介しました。
キャンプを楽しむためには睡眠は非常に重要です!
まだコットを使っていないならば、本当に快適ですから、ぜひこの機会に検討してみてはいかがでしょうか