話題のメタバースアプリ「ZEPETO(ゼペット)」
世界で4億人がプレイしている人気アプリであり、さまざまな企業も参加しているのでメタバースに興味があるなら一度はプレイしておきたい、触っておきたいアプリです。
もっと知りたいという方はこちらの記事で詳しく解説してます。
でも、ZEPETO(ゼペット)が人気なのは
自分で作成した衣装を販売したり、ライブ配信して投げ銭で稼いだり、新しいマップを作成して販売したり、ちょっとした副業感覚で稼げる機能が搭載されているという点です。
・ゼペットで販売できるコンテンツや稼ぎ方
・収益化するための審査
・収益が発生する成果地点のポイント
・実際のところ稼げるのか
について詳しく解説します。
ZEPETO(ゼペット)で販売できるコンテンツや稼ぎ方
ゼペットのアプリ内で稼ぐ方法としては現時点で3種類用意されています。
アイテム販売
ZEPETOはファッションデザイナーの感覚で衣装を作成することができます。
デザインをやったことがない人でも、便利なテンプレートが用意されているので、これを使うことで簡単にデザイナーデビューができます。
作成した服をアプリ内で販売することで稼ぐことができます。
ワールド開発販売
ゲーム開発やグラフィック制作ができるクリエイターならUnityを使ってZEPETO内にオリジナルの仮想空間を作成して公開することができます。
いわゆるゲームのマップやフィールドを作成して公開する感じです。
作成したワールドにおける使用頻度(来場数や滞在時間)によって報酬がもらえます。
ライブ配信の投げ銭
ZEPETOのアプリ内ではVtuberになってライブ配信できる機能があります。いわゆるライブ配信がZEPETOの中に内蔵されているのです。
ここでライブを行い、リスナーが投げ銭やアイテム購入をすることで一般的なライブ配信と同じように収益を獲得できます。
収益の方法としては次のようなものがあります。
・ゲーム内通貨ZEM(ゼム)を投げてもらう
→10ZEMのハートをもらうとZEPETO STUDIOの口座に10ZEM追加されます。
・エフェクトアイテムをもらう
→例えば一般的なライブ配信アプリで「花火エフェクト」をもらうと、それに大した対価がコインとしてもらえるのと同じです。アイテムに応じてZEPETO STUDIOの口座に追加されます。
収益化の審査あり
ZEPETOでアイテム販売による収益化するためには次の手順が必要になります。
・ZEPETOをインストールしてアカウント作成
・アプリのZEPETO studioにログインする
・コンテンツを制作する
・審査を申請して、合格すれば販売開始できる
何はともあれ、まずは収益化する前にコンテンツ制作する必要があります。審査を通過する必要があるので、コンテンツ量もある程度、クオリティが高く、量も用意する必要があります。
また、収益化した際の本人名義の銀行口座なども必要になります。
収益が発生する成果地点
ZEPETOはゲーム内通貨ZEM(ゼム)を手に入れ、これを換金することで稼ぐことができます。
つまり、ライブ配信をする、アイテムを販売する、ワールドを販売する、さまざまな方法でZEMを稼げば稼ぐほど儲かります。
換金レートは常時変動します。
現在のレート:5,000ZEMあたり106 USD
※2024年12月14日時点で106 USドルは16309円
申請期間 : 毎月23日から27日の間に収益請求申請
最低支払いリクエスト: 5,000 ZEM
1ZEMあたりのレートも変化するし、1ドルあたりの円換算も日々変動するので、タイミングをみた収益請求申請も稼ぐ上で重要になります。
また、最低支払の金額として5000ZEMになるので、そこに到達するまで換金はできません。
支払いが拒否されるケース
ZEPETOでは稼いでも次のような場合、支払いが拒否される場合がありますので注意しましょう。
・個人情報収集および使用契約が署名されていない
・アカウント情報が不正確な場合(銀行名が省略されている、口座名義人名が表示されていないなど)
・銀行通帳のコピーと口座番号が一致しない(登録した支払い情報の名前とアカウント情報の不一致など)
ZEPETO(ゼペット)は稼げる?稼ぐテクニックは?
ZEPETOは4億人がプレイしているアプリなので、とにかくユーザー数が多く、稼げる土壌があります。
100万人のライブ配信アプリとは全然規模感が違いますし、日本国内だけでなく海外のユーザーに対しても販売ができるプラットフォームです。
実際にトップゼペッター(と呼ばれています)は年間で100万円から1000万円規模で稼いでいる人もいます。
一方で最低支払いリクエスト5000ZEM(1.6万円くらい)に達しないユーザーもたくさんいます。
実際のところ10 ZEMのアイテムが1個売れて32円くらい、5ZEMのアイテムなら16円くらいなので、簡単には儲かりません。
ただし、実際にやってみて感じたのは次の通りです。
・クリエイターのスキルと売り上げは比例する
商品販売はクリエイターのスキルと比例しています。なので、デザインやセンスが上達する売れやすくなります。
よってグラフィックを学ぶ、3Dツールを学びながら成果物を販売する、といったようにクリエイターとしてスキルアップを目的として、その副産物としてZEPETOで販売してみる
くらいの方がうまくいくと思います。
・商品数を増やすと売れる可能性が広がる
ロングテールという言葉があります。
100点の商品を並べると、そのうち上位15%が全体の売り上げ70%を稼ぎ出すという考え方であり、実際にそのようになります。
でも、残りの75%の商品も全く売れないというわけでなく、少しずつ、そして長く売れます。とにかく商品量を増やすのも稼ぐ上では重要になります。
・ニッチなジャンルや市場に特化する
みんなが好きなデザインや、3Dマップなどは競合も多く、差別化がつきにくくなります。
そこで、95%のユーザーは嫌いだけど、競合がほぼ存在しない5%のユーザーから熱狂的な支持を集めるニッチなジャンルに特化するのもテクニックの一つです。
まとめ
ZEPETOは稼げる、副業になる!という部分ばかり注目されがちですが、
「ZEPETOをきっかけにデザインの勉強やクリエイターになるきっかけになればいいや」
くらいで始めるのが良いと思います。よって、これからデザイナー、クリエイターを目指す人にってはスキルを身につけ成果を発表する場所として
そしてすでにクリエイターの人は、自分の腕試しの場所として
ZEPETOを利用してやろう!くらいの方が楽しめると思いました。
もっと知りたいという方はこちらの記事で詳しく解説してます。