【比較】PSVITA新型と旧型の違いは?おすすめモデルはどっち?
PlayStation Vita Wi-Fiモデル ブラック (PCH-2000ZA11)
2011年に発売された初代PSVITA本体(PCH-1000シリーズ)と、2013年に発売された2代目PSVITA本体(PCH-2000シリーズ)の機能の違い、重さ、価格などを比較してみました。
普通に考えれば新しいPSVITA本体の方がおすすめモデルになるはずですが、本当にそうなのか、いま購入するならどちらがお得なのか、本体選びの参考になれば嬉しいです。
新型と旧型では液晶画面の違う
PlayStation Vita (プレイステーション ヴィータ) 3G/Wi-Fiモデル クリスタル・ブラック 限定版 (PCH-1100AB01)
現行のPSVITA PCH-2000モデルと初代PCH-1000モデルの最大の違いは液晶ディスプレイにあります。
2011年に発売された初代PSVITA本体では最先端の液晶と言われていた「有機EL」を家庭用ゲーム機で初めて採用していました。
有機EL最大の魅力は画質の良さにあります。
コントラストが良く、特に黒の発色に強さを発揮してくれます。
しかし、PCH-2000で採用された一般的な液晶ディスプレイ(LCD)も、普通ゲームをする分には問題なく使えるので新型、旧型を一緒に並べて比較してみないと違いはわかりにくく、通常のゲームプレイにはそれほど影響がないと思います。
新型PSVITAは旧型よりもバッテリー長持ち、本体は薄く軽くなった
PlayStation Vita Wi-Fiモデル ブラック (PCH-2000ZA11)
通常、ゲームをプレイする時にもっとも気になるのが、バッテリーの駆動時間とPSVITA本体の重さではないでしょうか?
カタログスペック上での旧型PSVITA(PSCH-1000)の重さは約279グラム、バッテリー稼働時間は約3〜5時間ほどでしたが、新型PSVITA(PSCH-2000)の重さは約219グラム、バッテリー稼働時間は約4〜6時間と、大幅なな軽量化、バッテリー稼働時間の延長を実現しました。
新型PSVITA本体は使い勝手の良さがパワーアップ
さらに細かい部分で新型PSVITAはパワーアップしています。
例えば、初代PSVITA本体は汎用性のない独自のコネクタが採用されていましたが、新型では従来の専用コネクタから、時代の流れにあわせてMicro USB type Bに変更になりました。
これによって充電や外部機器との連携に汎用のUSBケーブルが使用できるようになったため、使い勝手は向上しています。
また、新型PSVITAでは本体に約1GBの内蔵メモリーカードを搭載しており、メモリーカードがないと何もできなかった旧型と比べて、とりあえずシステムソフトウェアのアップデートや、ゲームソフトのセーブデータ領域が確保されたという点では新型に軍配があがります。
しかし1Gの内臓メモリーカードはあくまでもサブ的な記憶領域としての用途になってしまうため、別売りのメモリーカードは必要となります。
まとめ:本体価格はほぼ同じ、おすすめのモデルはどっち?
旧型の価格は税込19,980円、新型は 19,929円とほぼ互角となっています。
旧型を選ぶ理由としては有機ELを搭載しているやっぱり大きなポイントでして、もし有機ELの画質にこだわるならば旧型を選ぶのもアリだと思います。
一方で、新型(PCH-2000)は軽量化、バッテリー駆動の延長などゲーム機としての正統進化が進んでおり、確実に使いやすさは向上しています。本体の厚みも新型は薄くなっているので携帯ゲーム機としてはポイントは高いですね。
PlayStation Vita Wi-Fiモデル メタリック・レッド (PCH-2000ZA26)
また旧型にはなかったカラーバリエーションが選べたり、現行機種ゆえにメーカーのサポートが受けやすいといったメリットもあります。
もちろん、旧型を選ぶ場合はどうしても中古本体になってしまいがちなので、メーカー保証の問題も出てきます。
というわけで、メーカー保証も効く、新品の現行新型PSVITA本体がおすすめとなります。