ロードバイク保険義務化に罰則なし!でも入らないと人生終わります
最近、地方自治体では自転車の事故保険加入の義務化が進んでいます。
例えば東京、神奈川県などは令和元年から自転車保険の加入が義務化されているのをご存知でしょうか?
この動きは全国的に広まっており次のようになっています。
※出典:AUほけん
建前上では、義務化されているエリアで自転車に乗るには自転車保険に入っている必要がある、となっているのです。
「え!?知らなかった?」
そんな人も多いかもしれません。
自転車保険義務化といっても現在のところ罰則なし
しかし、多くの人は自転車保険に入らず自転車に乗っているのが現状です。
こちらは保険会社が調査した自転車保険の加入率になります。
2020年度調査 | 2019年度調査 | 2018年度調査 | |
---|---|---|---|
全国の加入率 | 59.5% | 57.3% | 56.0% |
義務化地域の加入率 | 65.3% | 65.6% | 64.3% |
義務化地域のうち 2020年度に義務化された地域の加入率 |
62.2% | 51.5% | – |
非義務化地域の加入率 | 48.7% | 49.6% | 49.8% |
※出典:AUほけん
あくまでもアンケートに基づく調査なので、実態とのズレがある可能性はありますが、2020年の全国の加入率は59.5%となっています。
自転車に乗る6割の人が、もう自転車保険に加入しているのです。意外に自転車保険に入っている人は多く、今後さらに増えると思われます。
でも車の自動車保険の場合は自賠責保険への加入が法律で決められているため、原則100%となります。
そして、自賠責保険だけでは不十分ということで任意保険にさらに追加で入っているわけですが、任意保険の加入率は
下記の通り「自動車保険」と「自動車共済」を合計すると90%近くになります。こちらもほとんどの人が保険に入っているわけです。
※出典:三井ダイレクト損保
そう考えると自動車では何かしらの保険に入るのが必須である一方で、自転車保険はまだまだ加入が少なく、法律で決められている自賠責保険がある自動車に対して、自転車の保険加入率の実態はまだまだ低い可能性がありそうです。
なぜ、自転車保険の加入率がまだ低いのか?
それは
「自転車だから別に事故起こさないし、保険に入らなくても大丈夫」
という間違った考えが心のどこかに存在するからかもしれません。
でも、最近はロードバイクも人気ですし、自動車並みに速度の出るロードバイクでもし歩行者相手に事故を起こしてしまったら、
かなり深刻な事態になることが推測されます。
もしかすると、それで人生が終わってしまうかもしれないのです。
歩行者との事故によって、自転車保険に加入しておらず数千万円規模の賠償金が求められるケースが多発しているからです。
自動車の場合は自動車保険で支払われるのですが、自転車の場合、保険に入っていないと自腹で支払わなければならず、そんな大金を支払うのは無理というものですよね・・・・。
自転車に乗るなら自転車保険に加入必須と考えましょう
自転車乗るなら自転車保険に加入必須と考えるべきです。
なぜなら
実際に事故を起こしてしまうと、それだけで人生が終わってしまう可能性もあるからです。
実際のところ自転車で事故を起こしてしまい5000万円から9000万円の高額な損害賠償が発生したケースはいくつもあります。
保険に入っていない状態でこれだけの支払いになると、返済が困難になってしまい、自宅を売り払い、財産を手放し、それでも無理な場合は自己破産しなければならないケースも出てくるのです。
これだけでも自転車保険に加入する理由が十分にありすぎるのですが、一方で、多くの人が自転車保険に入っていないということから
もし、あなたが自転車事故の被害者になった場合、悪質なケースでは事故を起こした相手側から治療費が支払われず、自己負担になってしまうこともあるのです。
自転車保険は相手に対してだけでなく、自分に対しても有効ということになります。
「でも自転車保険に入るのって面倒だし、お金もかかる」
そう考える人もいるかもしれませんが、もし面倒とか、お金がかかると思うなら自転車に乗るべきではないのです。
自転車=自動車と同じもの
として考えておかないと、事故が起こってから後悔することになります。
ロードバイクの場合は自転車の故障によるロードサービスが付属した自転車保険がありますので、「ロードサービス」目的で加入しておきましょう。年会費3,400円からのロードサービス付き保険に入れますので、1ヶ月あたり283円で加入できます。
283円ってコーヒー1杯くらいの価格ですから、お金はかからないのです。
【賠償責任保険付き 自転車ロードサービスCycleCallをチェック【PR】】
さらにロードバイクの場合は自転車の金額が高額になりますし、それを狙った盗難も頻発しています。そのため盗難保険にも加入しておくことで、事故だけでないトラブルもセットで解決できます。
備えあれば憂なし!
自転車に乗るなら保険に必ず加入しましょう。
自転車事故で人生終了のリスクを負うのは割りに合わない
CycleCallの場合は
年会費3,400円からのロードサービス付き保険に入れますので、1ヶ月あたり283円で加入できます。
1日あたり9.4円になります。
もう、金銭的な負担なんて理由はここには通用しないくらいに安いのです。それでいながら自転車に乗ることの事故リスクを軽減してくれるので
加入せずに自転車に乗るのはあまりにも割に合わないということになります。
筆者も自転車に乗るときには必ず有効な自転車保険に加入している状態で乗っています。なぜなら、自動車にも乗っていますが、自動車に乗っている人間の感覚から言うと
「保険がない状態で車に乗るという感覚は、まずありえないからです」
自動車保険への加入はオンラインでも完結できますので、ぜひこの機会で加入しておきましょう。
もし、未加入で今まで事故に会っていなかったら、むしろそれはラッキーであり、この記事に出会ったのもラッキーだと思います。