【ゲームファン視点】PS5は発売日に買い?待ち?ゲームタイトルナップからみて感じたこと
PS5の初期タイトルラインナップ28本が発表されました(詳しくは公式サイト)
本体発売とどこまでこれらゲームが同時発売されるかはわかりませんが、この28本のゲームラインナップを見て「ちょっとしたゲームファンとしての違和感」を感じました。
今回は筆者が感じた5つの違和感についてお話しておきましょう。
あくまでもゲーム好き、ゲーマー視点での意見ですから楽しみながら読んでみてくださいね!
Astro’s Playroom、Bugsnax、DEATHLOOP、Demon’s Souls、Destruction AllStars、GhostWire: Tokyo、Godfall™、Goodbye Volcano High、グランツーリスモ7、Grand Theft Auto V 、GTAオンライン、ヒットマン3、Horizon Forbidden West、JETT : The Far Shore®、Kena: Bridge of the Spirits、Little Devil Inside、Marvel’s Spider-Man: Miles Morales、NBA 2K21、Oddworld Soulstorm™、Pragmata、Project Athia (working title)、Ratchet & Clank: Rift Apart、バイオハザード ヴィレッジ、Returnal、Sackboy A Big Adventure、Solar Ash、Stray、The Pathless、Tribes of Midgard
PS5の違和感①:日本のゲーム会社の開発が少ない
発表された28タイトルのうち、日本のゲーム会社から発売される(日本のゲームスタジオを含む)ゲームは6タイトルとなっています。
実際に日本の開発チームが単体で作っているとは限りませんが、タイトルリストを見る限りは日本のゲーム会社のタイトルは全体の21%であり異常に少なくなっています。この少なさから感じられるのは
「明らかに日本市場ではなく海外市場に向けたゲーム機である」
という点です。
日本のゲーム会社(スタジオ)から発売されるタイトル
Astro’s Playroom (JAPANスタジオ) |
PS5の違和感②:最新作リッジレーサー8なし
[PS3]リッジレーサー7(amazon)
28タイトルの中に「リッジレーサー8」の名前がありませんでした。かつて新しいゲームハードが発売されるたびに、本体と同時発売してきた「リッジレーサーシリーズ」ですがPSVITAを最後に本体同時発売をしておらず
PS4、ニンテンドースイッチでは新作が発売されていません。よって
「PS5でもリッジレーサーは発売されないのかも!?なぜ発売しないの?」
という違和感をファンとしては感じてしまったのです。
ゲーム機 | タイトル名 | 発売日 | 備考 |
PS1 | リッジレーサー | 1994年12月3日 | ★PS1本体同時発売 |
PS1 | リッジレーサー レボリューション | 1995年12月3日 | |
PS1 | レイジレーサー | 1996年12月3日 | |
PS1 | R4 -RIDGE RACER TYPE 4- | 1998年12月3日 | |
PS1 | Ridge Racer 64 | 1999年 | 日本未発売 |
PS2 | リッジレーサーV | 2000年3月4日 | ★PS2本体同時発売 |
PS2/GC/Xbox | R:RACING EVOLUTION | 2003年11月27日 | リッジシリーズ番外編 |
DS | Ridge Racer DS | 2004年12月7日 | 日本未発売。Ridge Racer 64の移植 |
PSP | リッジレーサーズ | 2004年12月12日 | ★PSP本体同時発売 |
Xbox360 | リッジレーサー6 | 2005年12月10日 | ★Xbox360本体同時発売 |
PSP | リッジレーサーズ2 | 2006年9月14日 | |
PS3 | リッジレーサー7 | 2006年11月11日 | ★PS3本体同時発売 |
3DS | リッジレーサー3D | 2011年2月26日 | ★3DS本体同時発売 |
PSVITA | リッジレーサー | 2011年12月17日 | ★PSVITA本体同時発売 |
リッジレーサーについてはこちらの記事でさらに詳しく解説しています。
【PS4】リッジレーサーみたいなおすすめレースゲーム特集(なぜ新作リッジレーサー8は発売されないの?)
PS5の違和感③:海外市場向けタイトルがほとんど
2020年6月12日に発表された28タイトルのラインナップをもう一度チェックしてみましょう。
グランツーリスモ、デモンズソウル、バイオハザードなど一般的な日本国内のファンでも知っているタイトルも多いですが、多くが英語表記になっています。
つまり今回発表されたタイトルは日本市場ではなく、明らかに海外市場を狙ったタイトルと言えます。
もちろん日本でもゲーマーの間で28タイトルは売れるでしょうが、ニンテンドースイッチのような「マリオカート」「スプラトゥーン」「どうぶつの森」のようなラインナップが皆無であることに違和感を感じました。
Astro’s Playroom、Bugsnax、DEATHLOOP、Demon’s Souls、Destruction AllStars、GhostWire: Tokyo、Godfall™、Goodbye Volcano High、グランツーリスモ7、Grand Theft Auto V 、GTAオンライン、ヒットマン3、Horizon Forbidden West、JETT : The Far Shore®、Kena: Bridge of the Spirits、Little Devil Inside、Marvel’s Spider-Man: Miles Morales、NBA 2K21、Oddworld Soulstorm™、Pragmata、Project Athia (working title)、Ratchet & Clank: Rift Apart、バイオハザード ヴィレッジ、Returnal、Sackboy A Big Adventure、Solar Ash、Stray、The Pathless、Tribes of Midgard
PS5の違和感④:日本国内でPS5本体は品薄になるのではないか
こちらの記事(PS5の互換性)でも書いていますが、PS5本体の発売から3ヶ月における全世界マーケットにおける生産可能数は500〜600万台だそうです。
この500〜600万台という数字は全世界向けなので、すべてが日本市場で販売されるわけではありません。
PS4本体は2014年から6年かけて全世界で1億1,000万台(2020年5月時点)を販売していますが発売1年目における日本市場の販売台数は200万台くらいでしたから、この限られた本体台数に対する争奪戦が容易に想像できそうです。
PS5の違和感⑤:ゲーマー向けのゲームが多い!一般向けは皆無
新型ニンテンドースイッチ(amazon)
ニンテンドースイッチにおける「マリオカート」「スプラトゥーン」「どうぶつの森」は日本だけでなく海外でも人気です。
ニンテンドースイッチの本体同時発売タイトルは以下の通りでした。
1-2-Switch(任天堂)
いけにえと雪のセツナ(スクウェア・エニックス)
スーパーボンバーマン R(コナミデジタルエンタテインメント)
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(任天堂)
ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch(スクウェア・エニックス)
信長の野望・創造 with パワーアップキット(コーエーテクモゲームス)
ぷよぷよテトリス S(セガゲームス)
魔界戦記ディスガイア5(日本一ソフトウェア)
今回発表されたPS5のラインナップと大きく異なるのは、PS5はゲーマー向けのゲームがほとんどで、一般ゲーム好きファン向けのタイトルがほとんど存在しないという点にあります。
今後追加発表はあるかもしれませんし、PS5本体発売からしばらくしてから一般ゲーム好きタイトルも発売されていくでしょう。
しかし、初タイトルラインナップ発表における中身がPS5とニンテンドースイッチでは大きく異なったことに対してゲームファンとしては違和感を感じました。
ニンテンドースイッチは日本市場を見ているけど、PS5は完全に海外市場を見ている
という印象を受けたのです。
ニンテンドースイッチの爆発的人気によるトレンドの変化
あつまれどうぶつの森(amazon)
現在、大ヒット中の「どうぶつの森」、そしてニンテンドースイッチ本体も全然買えない状況が続いていますが、この流れは過去のゲームの歴史にはなかったヒットの潮流があります。
一方でPS5は過去のPS3、PS4のヒットの方程式の延長で成功を目指そうとしています。
スマホゲームの登場や、最近はPCゲームも市場を伸ばしているなど、
「いままでになかったゲームタイトルのヒットのトレンドの変化」
を感じずにはいられません。よって、今回感じた5つの違和感は、「世の中のトレンドの変化とのズレ」をPS5のラインナップに感じたからかもしれません。
まとめ
いよいよ2020年末までに発売されるPS5ですが、いずれにしてもゲーム好きとしてはワクワク期待感が止まりません。
新しいゲームタイトルが発表されましたら随時、記事を更新していきます。