ドライブレコーダーって本当に必要?ドラレコを選ぶ時にチェックしておきたい5つのポイント
ドライブレコーダーってほんとに必要?
私も長年ドライブレコーダーを付けて運転していますが、実際のところドラレコの映像のお世話になったこともなく、正直なところドラレコを付けたメリットをまだ実感できていません。
しかし、何かあった際の強み味方になってくれるツールである事は間違いなく、事故だけでなく、昨今の「煽り運転問題」など、いざという時の場合の保険的な役目として、近年普及が拡大しています。
安い機種なら4,000円くらいから購入できるため、まだ搭載していないドライバーのみなさんはぜひ、この機会に購入を検討してみてはいかがでしょうか?
ところでドライブレコーダーを選ぶ上で、みなさんはどこをチェックしながらドライブレコーダーを選んでいますか?今回、長年ドラレコを使ってみて実際に感じた、
「ドライブレコーダーを選ぶ時にチェックしておきたい5つのポイント」
についてまとめてみましたので、よろしければ参考にしてみてください。
【1.価格】
いざという時に役立つドライブレコーダーですが、いざという時のためだけに高額な投資ができない(したくない)のも人間の心理です。そこでで数万円を超える高スペックなドライブレコーダーもありますが、今回はドラレコとしての機能を十分に果たす4,000円から1万円という比較的お財布に優しい価格レンジでおすすめモデルを選んでみました。
【2.録画画質】
いざという時に撮影した映像が荒くて証拠映像に使えない!なんて事にならないように、実用に耐えられる画質で録画できるモデルを選んでおきましょう。画素数だけでなく、広角レンズや明暗をくっきり撮影できるHDR/WDRという技術もドラレコ選びのポイントになります。
【3.大きさ】
ここは個人差がある話ですが、
大きくて明らかに目立つドライブレコーダーの方が対外的にドラレコ付けている感をアピールできるので抑止効果が期待できる!という人もいますし、その一方で、大きなドラレコ本体は運転の邪魔になったり車内の景観を壊してしまう・・・という方もいます。どっちも間違っていないと思うのですが、このあたりは目的と効果を踏まえた上でドラレコの大きさも検討課題のひとつになります。
【4.信頼性】
長年、ドラレコを使ってきたけど、実は全く録画されていなかった・・・・嘘のような話ですが、実際に存在する話で、たまたま事故にあっていなかっただけで、もし事故にあっていたらと思うとゾッとしますよね・・・。
いざという時にきちんと録画されているかは、ドラレコの信頼性に依存します。レビュー評価の高さや、信頼あるメーカーの製品など、信頼性も選ぶ上での基準となります。
【5.適材適所】
最後にあげた項目は「適材適所」というものです。これは何かというと、目的を満たす適度なドライブレコーダーを選ぼう!というもの。無駄にハイスペックなモデルを選んでも使いこなせないし、実際に必要としていないというケース、みなさんも経験があると思います。ドラレコを購入する目的って、人によって微妙に違いが出てくると思うのです。なので、その目的に見合った適切なドラレコを選ぶ事が結果的に無駄な買い物にならずハッピーになれると思います。
【価格重視】海外製品・中華ブランド
APEMAN (前方向けドライブレコーダー)
実勢価格:約4,000円くらい
おすすめ度:★★★★☆
人気アクションカメラメーカーAPEMANによるドライブレコーダー。スタイリッシュな見た目は、デザインがいまいち・・・というドライブレコーダー業界の中でもかなり突出してカッコいいです。
もはや、ちょっとしたデジタルカメラのような風貌と、3インチの大画面液晶を搭載してるので、映像の確認もしやすいです。実勢価格は4,000円くらいですが、ほぼ必要な基本機能は搭載されているので特に不満を感じることは無いと思います。
【主要スペック】
・解像度:1080P full HD
・画素数:1200万画素
・モニターサイズ:3インチ
・レンズ:150広角、6層レンズ
・WDR技術搭載:目暗差の白とび、黒つぶれを抑える
・エンジン連動電源機能:エンジンオンで自動録画開始、オフで自動終了
・撮影データ保護機能:事故で衝撃を感知すると記録中のファイルを保護
・ループ録画:常時撮影可能。古いファイルから自動上書きして保存
・地域別電源周波数対応:東日本、西日本の異なる電源周波数でも録画
・最大ファイルサイズ:32G、推奨SDカード速度class10以上、
※SDカードは同梱されていませんので別途購入が必要となります。
Samsung microSDカード32GB EVOPlus Class10 UHS-I対応
別売りのおすすめSDカードはこちら。32Gも容量あるし、microSDカードだけど、一般的なSDカードアダプタも同梱されています。
32Gあるので今回の APEMANのドラレコはfullHD画質なので約4時間の動画を残せる計算になります。ドライブレコーダーとしては上書きされていくので、ここまでの容量十分すぎるファイルサイズですね。
Chortau(前後向けドライブレコーダー)
実勢価格:約8,000円くらい
おすすめ度:★★★★★
前方だけでなく、リア後方の映像も撮影できるということで最近人気が高まっているデュアルドライブレコーダー。でも、お値段も結構するものが多いのですが、こちらのドラレコはなんと実勢価格が約8,000円とかなりお手頃プライスになっています。
フロントのドライブレコーダー本体はなんと4インチIPS液晶を採用しているので、従来の古いドラレコを使っている人からすると、ちょっと驚くかもしれません。画素数も1800万画素もあって、ドラレコにここまでのスペックが必要なのか?と思ってしまうかもしれませんが、むしろこの値段で買えてしまうならば選ばない理由は無いのかもしれません。
常に商品改良を重ねているということもあり、実際のレビュー評価も高く、多くの人に選ばれているドラレコとなっています。
APEMANのドラレコの2倍の価格がしますが、映像自体は本当に綺麗なので、ドラレコだけでなく、ドライブ映像を録画して旅の記録として残す、といった楽しみ方もしたいならおすすめの機種になります。
【主要スペック】
・解像度:1080P full HD
・画素数:1800万画素
・モニターサイズ:4インチIPS
・レンズ:170広角、ソニー製6層ガラスレンズ
・WDR技術搭載:目暗差の白とび、黒つぶれを抑える
・フロント、リアカメラ
・駐車監視+動体検知機能:駐車時も衝突、動体検知で自動録画
・エンジン連動電源機能:エンジンオンで自動録画開始、オフで自動終了
・撮影データ保護機能:事故で衝撃を感知すると記録中のファイルを保護
・ループ録画:常時撮影可能。古いファイルから自動上書きして保存
・最大ファイルサイズ:32G、推奨SDカード速度class10以上、
※SDカードは同梱されていませんので別途購入が必要となります。
【信頼重視】日本製メジャーブランド
ユピテル GPS搭載ドライブレコーダー
実勢価格:約10,000円くらい
おすすめ度:★★★★☆
業界40年以上の日本メーカー、ユピテルのドライブレコーダー。警察、消防所や民間の業務車両にもユピテルのドライブレコーダーが数多く採用されており、2017年、国内コンシューマー市場では販売台数1位のシェアをしています。
中華製ドラレコと比べると画素数とかスペック的には劣る部分はありますが、手厚いアフターサポートや、GPS機能、メモリーカードが付属しているため追加購入不要といった点は海外製にはないメリットになります。
【主要スペック】
・解像度:1080P full HD
・画素数:200万画素
・モニターサイズ:2インチ
・GPS機能付:日時自動調整、速度、走行軌跡を記録
・HDR技術搭載:目暗差の白とび、黒つぶれを抑える
・エンジン連動電源機能:エンジンオンで自動録画開始、オフで自動終了
・撮影データ保護機能:事故で衝撃を感知すると記録中のファイルを保護
・ループ録画:常時撮影可能。古いファイルから自動上書きして保存
・microSDカード8G付き
コムテック ドライブレコーダー
実勢価格:約10,000円くらい
おすすめ度:★★★★☆
こちらも老舗の国産ドライブレコーダーメーカー。ほぼカメラのレンズだけ!?と思えるくらいにコンパクトなので運転時の視界を邪魔することなく取り付けられるのと、実際に使ってみるとわかるのですが、エンジン始動後から録画開始までのドライブレコーダーの起動時間が劇速!約1秒で起動して録画スタートとなるのは、さすがです!
海外製ドラレコと比べると、一見スペック的にも低く、割高のような印象もありますが、細かい作りがやっぱり違うので、実際に使ってみると満足度を実感できるドラレコです。
【主要スペック】
・解像度:1080P full HD
・画素数:200万画素
・モニターサイズ:2.3インチ
・HDR/WDR技術搭載:目暗差の白とび、黒つぶれを抑える
・エンジン連動電源機能:エンジンオンで自動録画開始、オフで自動終了
・撮影データ保護機能:事故で衝撃を感知すると記録中のファイルを保護
・ループ録画:常時撮影可能。古いファイルから自動上書きして保存
・最大ファイルサイズ:32G、推奨SDカード速度class10以上、
※SDカードは同梱されていませんので別途購入が必要となります。
ケンウッド スタンダード ドライブレコーダー DRV-320
ケンウッド(KENWOOD) スタンダード ドライブレコーダー DRV-320
実勢価格:約11,000円くらい
おすすめ度:★★★★☆
ユピテル、コムテックに続きて国内3大ドライブレコーダーメーカーの最後を飾るのは、オーディオメーカーとしても超メジャーなケンウッド。
ドラレコを発売しているメーカーの中では、個人的には一番ブランドを感じるメーカーです。それもそのはず、ドラレコに限らずカーナビでもケンウッド様には長年お世話になって、その品質を実感してきました。
国産メーカーということで、こちらのスタンダードモデルでも値段は高めですが、とにかく画像が綺麗、GPSもついているし、8GのSDカードも同梱されているという到つくせりな感じ。
そして何よりも、同社の従来モデルと比べて、さらに小型化を実現しており、大きなドラレコで車内の景観を壊したくない「さりげなくドラレコ使っている派」の人には超おすすめです。
【主要スペック】
・解像度:1080P full HD
・画素数:211万画素
・モニターサイズ:2インチ
・HDR/WDR技術搭載:目暗差の白とび、黒つぶれを抑える
・エンジン連動電源機能:エンジンオンで自動録画開始、オフで自動終了
・撮影データ保護機能:事故で衝撃を感知すると記録中のファイルを保護
・ループ録画:常時撮影可能。古いファイルから自動上書きして保存
・GPS機能付:日時自動調整、速度、走行軌跡を記録
・microSDカード8G付き
格安アクションカメラ
APEMAN アクションカメラ(ドラレコモード搭載)
最近人気のアクションカメラにも、ドライブレコーダー機能が搭載されるようになってきました。基本機能としてはアクションカメラとしての使用がメインになりますが、たまに簡易的なドラレコとして使いたい!といったライトユーザーには、ドラレコ機能がついた格安アクションカメラを選ぶというのもアリかもしれません。
実勢価格:約4,000円くらい
おすすめ度:★★★☆☆
ドライブレコーダーも発売しているAPEMANのアクションカメラ。いや、アクションカメラを発売しているAPEMANがドライブレコーダーも発売している!?どっちが先で後なのかよく分からないのですが、最近注目のメーカーです。
アクションカメラでありながら、車載モードというものが実装されていてシガーソケットから電源供給することでエンジン始動で録画開始、ループ録画、動体検知機能など基本的なドラレコとして使えます。ただしシガーソケットから電源を取るコネクタは付属していませんので別途用意する必要があります。
限られた予算の中でドライブレコーダーも、アクションカメラも楽しみたいという方は選択肢としてアリかもしれません。
【主要スペック】
・解像度:1080P full HD
・画素数:1200万画素
・HDR技術搭載:目暗差の白とび、黒つぶれを抑える
・手ぶれ補正付き、170度広角、防水機能付き(ハウジング使用時)
・モニターサイズ:1.5インチ
・エンジン連動電源機能:エンジンオンで自動録画開始、オフで自動終了
・ループ録画:常時撮影可能。古いファイルから自動上書きして保存
・最大ファイルサイズ:32G、推奨SDカード速度class10以上、
※SDカードは同梱されていませんので別途購入が必要となります。
まとめ
というわけで、今回、目的や機能、価格別におすすめのドライブレコーダーを特集してみました。
個人的には、いま使っているドライブレコーダーはユピテル製なので今回ご紹介した中でも、ユピテル GPS搭載ドライブレコーダー WD300を気持ち的には推したいところではありますが、ひとつ選んで買い替えをするならば、最近、アクションカメラで勢いを増しているAPEMANのドライブレコーダーは、かなり気になります。
実勢価格も約4,000円くらいで気軽にお試し購入できるし、1200万画素、3インチ大型液晶、150度広角レンズって、もはやドラレコとしてはオーバースペックな気はしますが、ドライブ好きゆえに車載映像撮影も兼ねた購入はアリなのでは?と思いました。
みなさんも今回紹介したドラレコの中で気になったモデルがありましたら、ぜひチェックしてみてくださいね!最後まで読んでいただきありがとうございました。