非常事態宣言が解除されましたが、これからも週数回は自宅待機テレワークは継続する会社も多いですし、当人が希望するなら非常事態宣言解除後でも全てテレワークにシフトする会社もあるようです。
テレワークの場合、自分でスケジュール管理ができますし、最近の転職活動はすべてオンライン面接で内定入社まで完了できる状態になりつつあるので、テレワークをしながら転職活動をしている人が非常に増えています。
実際に筆者の周囲にもテレワークをチャンスと考え、自宅でZOOMを使ったオンライン転職活動をしている人が結構います。
今回はそんな転職活動をしている人に実際に聞いた話を含めて、自宅待機テレワークにおける「5つの転職活動の実態」についてまとめてみました。
最初にお伝えすると、テレワークをしながら転職活動をするべきですし、いまは求職者の競合も少ないので非常におすすめです。
【リアル実話】テレワークによるオンライン転職活動5つのメリット
実際にオンライン転職における5つのメリットについて解説していきましょう。私も驚きましたが意外な事実が結構わかってきました。
①業績不況による企業の採用見送りも多いけど積極的に採用活動をやっている会社もある
コロナウィルスで多くの企業が業績悪化により中途、新卒採用の見送りがニュースになっていますが、その中でも実は積極的に採用活動をやっている企業もあります。
むしろ、こんな状況下で積極採用している会社は、今後の成長が期待できる隠れた成長企業でもあるわけですが、オンライン転職活動をするとそのような企業を知るきっかけにもなります。
実際のところ誰もが憧れる人気の有名企業が、事業としてうまく行っていて将来性があるのかというと疑問なのですが、通常ではその中身まで知ることはできません。
しかしコロナウィルスのような事態によって、企業の内情を垣間見ることもできるというわけです。
②ZOOM面接で企業も求職者も転職活動のハードルが極端に下がっている
従来、転職活動における面接というと、企業も応募する側も「かまえてしまう堅さみたいなもの」があるのですが、オンライン面接にはそういったものが一切ありません。
基本的に1対1の面接ですし、相手の面接官も自宅からのZOOMリモート接続だったり、ラフな服装だったりします。
これは転職する業界にも依存しますが、いずれにしても従来のような堅苦しさがオンライン面接では軽減されます。
こでによって「面接」というよりは「面談」、もしくは実際には「雑談」をしているような「面接」のようなケースもあり、採用する側、応募する側の両方においてストレスがあまりない印象でした。
どういうことかというと、「お見送り」「採用」いずれの選択肢であっても、そこにそれほどの「重さがない」ので気軽に面接を受けられるという、いままでになかった感覚がここにあります。
③厳しい市況ゆえにむしろ優秀な人材争奪が激化!良い条件で転職できるかも
リーマンショックの時と同じように、経済が厳しくなると、「求人数」は減りますが、その一方で「求人の質」は急激にあがります。よって少しでも実力がある人なら通常時よりも有利に働くのです。
「肩書き」や「過去の実績」よりも「いま何ができるのか?」という「絶対的な能力」が重視されます。
なぜなら、採用する側も会社としての余裕はなく、結果を出せる「本当に優秀な人」を必要としているからです。
こんな話をすると、そんなことはコロナウィルスの前後で変わらず、いつの時代でも「企業は優秀な人」を求めていると思うかもしれません。
しかし、求職者が仕事ができるか否かは、「環境」と「実力」の掛け算できまります。どういうことかというと
実力がなくても、環境を作り出せば「実力があるように見せかけられる」というわけです。
みなさんの会社の中に能力がないのに昇進して能力があるように振舞っている人がもひとり、ふたり、いませんか?
「仕事ができそう」と思わせて評価を受けやすい「環境」を作るのが上手い人です。
会社に余裕がある人は「環境を作ることがうまい人」を評価されやすい雰囲気があります。しかし会社の存続をかけた状況においては「何ができるのか?できることがすべての世界」になります。
よって「環境作りは下手だったけど、本物の実力がある人」はまさに良い転職をするチャンスです。企業もいま結果を出せる本物の人材を求めています。
過去の実績やメディアで顔が売れているとか、肩書きはどうでもよく、「いま何ができるのかを示せれば」良い条件で転職できるチャンスがあります。
④ZOOMオンライン面接は企業の組織力、現場スキル判断に有効
ZOOMでオンライン面接を重ねた結果、大きな気づきがありました。
それは従来の面接と比べてZOOMの場合は相手企業の能力がダダ漏れということです。
通常のリアルな面接に比べても「面接官の喋り、態度、能力」が手に取るようにわかるのです。
面接官が遅刻してくるのは論外ですが、ZOOMオンライン面接は応募する我々も気軽に本音トークで話ができるゆえに、リアル面接以上に突っ込んだ専門的なトークができる雰囲気があるのです。
もしあなたが専門的なスキルを持っているなら、それを踏まえた質問を面接官に投げかけるべきです。会社としての組織力、現場スキルが全部わかります。
その結果、従来のリアルな面接ではわかりえなかった、会社側のボロが全部見えてしまいます。
⑤ZOOMのオンライン面談は転職活動ではなく、転職先の見極めに使える
④でお話したことを突き進めていくと、従来の転職活動という概念が大きく変わります。
従来は企業側が採用する人を決める「優位な立場」でしたがオンライン面接になると「応募する側が企業を見極める場所」になるのです。
こんな時期に、現状への危機感を持ちあえて転職活動しようと思っている皆さんはスキルを持った優秀な人が多いと思います。
そんな求職者によって、オンライン面接は応募先の会社を「見極めされている場所」として使えます。
オンライン面接で転職活動における主役が変わった
オンライン面接の一般化によって、これまでの転職活動の常識は大きく変わってしまいました。
「企業に採用されるのではなく、求職者が企業を判断する」といった意識に変わりつつあります。つまり転職活動における主役は依然として企業側あるように見えて、実は求職者側に変わりつつあります。
この意識を持ちながらオンライン転職活動ができると、いままでにない良い転職ができるようになります。
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いろいろなエージェントがありますが、私の場合、JAC経由での面接はすべてZOOM経由で自宅オンラインでした。オンライン面接で最後まで進行できる案件が多かったのでオンライン就職活動にはおすすめです。
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まとめ
今回、ZOOMによるオンライン転職について実態を含めてご紹介しました。周囲に聞くと多くの人は語りたがらないのですが、実際にはみんな転職活動を並行してやっています。
それは現在の仕事に対する不安、これからの社会に対する不安など様々な要因が複雑に絡み合っていますが、オンライン転職が一般化してしまった現在において、やらない理由はありません。
むしろ毎日会社に通勤していた時にはできなかった数と質の両方で転職活動が可能です。ぜひ、この機会を活用してください。
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